オーダーメイドでマウスピースを作製
東大阪のタバタ歯科クリニックでは、歯や歯ぐき、顎関節を守ってくれるマウスピースを、オーダーメイドで作製しております。
就寝時に使用する「ナイトガード」、運動時に使用する「スポーツマウスガード」、睡眠時無呼吸症候群の治療に使われる「スリープスプリント」をご用意し、症状やお悩みに合わせて対応いたします。
ナイトガード(歯ぎしり・食いしばりでお悩みの方へ)
歯を擦り合わせる“歯ぎしり”は、ときにご家族の方が眠れないほどギリギリ、ガリガリと大きな音をたてます。一方で、強く噛みしめる“食いしばり”は、音こそあまりたてないものの、やはりお口へのダメージが蓄積されます。
いずれも、歯が早くすり減ったり、割れたり、詰め物が取れたりといったトラブルの原因になります。また、歯ぐきに過剰な力が加わることで炎症が悪化したり、顎の持続的な緊張で顎関節症を誘発したりといったこともあります。
歯ぎしりや食いしばりへの対処として、過剰な力を和らげ、歯や歯ぐき、顎関節を守ってくれるナイトガードの使用が有効です。
歯ぎしり・食いしばりの原因について
睡眠中の歯ぎしり・食いしばりの原因としては、心身のストレス、咬み合わせの乱れなどが挙げられます。ただ、いずれも短期間で解消できるものではなく、また解消できたとしても、歯ぎしり・食いしばりが100%消失するとは言い切れないのが実際のところです。
ナイトガードの使用は、歯ぎしり・食いしばりの根本的な治療ではありませんが、現在のところ、もっとも手軽で、また有効な対症療法と言えます。
“ナイトガードを使っているから大丈夫”という安心感から、睡眠の質が良くなり、症状が改善するケースも見られますので、お悩みの方は、東大阪のタバタ歯科クリニックまでご相談いただければと思います。
スポーツマウスガード
どんなスポーツも、運動を伴う以上、衝撃やそれにともなうケガはつきものです。
スポーツ中の事故から、歯や歯ぐき、舌、顎関節を守ってくれるのがスポーツマウスガードです。ボクシングやアメリカンフットボールなどの選手が装着していますね。
近年、さまざまなスポーツで使用が推奨されています。お口回りの保護だけでなく、集中力アップなどの効果も期待できます。
お子様、初心者の方ほど使用をおすすめします
スポーツマウスガードは、プロやプロを目指す人だけが使用するものではありません。
むしろ、身体が十分に発達していないお子様、事故を回避する力が不十分な競技初心者の方ほど、思わぬ強い衝撃を受けることが多くなります。スポーツマウスガードのもっとも大切な役割が“お口回りの保護”であることを考えると、むしろそういった方ほど使用する意味があります。
競技人生をより長く、より豊かなものとするためにも、スポーツの際にはマウスガードを使用されることをおすすめします。
スポーツマウスガードの効果
歯の保護
歯が欠けたり、割れたりといったことを防ぎます。市販のマウスガードとは異なり、型取りをしてぴったりしたものをお作りしますので、歯をしっかりと守ってくれます。
歯ぐき、舌の保護
歯ぐきや舌が傷つくのを防いでくれます。衝撃によって歯で舌を噛んでしまうといった事態も避けられます。
顎関節、頭部への衝撃緩和
顎先から顎関節、頭部へと伝わる衝撃を和らげてくれます。
集中力・積極性の向上
歯のすり減りが心配な方も、食いしばることにためらいがなくなり、集中力のアップが期待できます。また、“マウスガードをしている安心感”がプレーの積極性を向上させます。
スリープスプリント(睡眠時無呼吸症候群)
睡眠時無呼吸症候群の治療の一環として使われるのが、スリープスプリントです。いびきをかいている方は、その改善も期待できます。
一般的に、初期の睡眠時無呼吸症候群に対して行われる治療です。
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠中に呼吸が停止したり、浅い呼吸の状態が続く病気です。睡眠中の呼吸の異変であるために症状を自覚しにくく、発見も遅れがちです。推定される罹患者数は、国内で200~300万人と言われています。
肥満、扁桃腺やアデノイドの肥大を主な原因とし、気道が塞がることでいびきを伴うことも多くなります。高血圧などの生活習慣病、心臓血管系の疾患の発症にも影響していると報告されています。
症状の一つに、日中の、突然の強烈な眠気があります。運転をされる方、危険を伴う業務に従事する方は、特に注意が必要です。
スリープスプリントの効果
スリープスプリントの装着により、下顎が前方へと誘導されます。上気道を広く確保し、呼吸の停止やいびきを防ぐことができます。
睡眠時無呼吸症候群の他の治療法としては、生活習慣の改善(特に肥満の解消)、睡眠中に酸素を送るCPAP療法などが行われています